今いる場所から離れて、非日常の世界に身を置いてみる
非日常の中にある、日常の世界に触れてみる

その土地の人々の暮らしや生き方、文化や宗教、美しい景色と出逢い、ときには思いもよらないハプニングに出遭い……。そんな様々な出来事を通して、新たな自分の一面を知り、変化していく自分自身を感じ、喜んだり、悲しんだり、驚いたり、ときめいたり、ワクワクしたり、沢山の感情を味わう。

そうやって、旅は、わたしの内側で大切にしてること、大切にしたいことを、そっと思い出させてくれるように思う。外側の世界を旅しているけれど、実は自分の内側を旅しているのかもしれない。
わたしの中にある、たくさんの感情という景色、思考という旅路。そんな、一つ一つのピースを結びあわせながら、少しずつ、少しずつ、自分自身の中心に向かっていくような感覚を、感じるのです。

旅は、わたしがわたしらしく生きていくための本質的要素を気づかせてくれる存在で、同時に、この世界の多様性そのもの。そして、いつだって、可能性とは果てしなく無限に広がっているものなんだと、教えてくれる。
だからわたしはこれからも、旅を続けていくのだろうと、思います。